SNS大手「GREE(グリー)」は2012年6月期の連結業績予想で、経常利益が800億―900億円になると発表した。前年比2.6―2.9倍の増益。2度目の上方修正で、従来予想に200億円上積みした。SNSで運営するゲームの課金収入が想定を上回る好調。併せて発表した2011年10―12月期の連結業績は経常利益が224億円と、非連結だった前年同期に比べ3.2倍になった。
2012年6月期の連結業績予想は、売上高が前年比2.5―2.6倍の1600億―1700億円で、2011年10月の従来予想に300億円上積みした。GREEの利用者同士が交流できるソーシャルゲームが堅調で、有料課金収入が当初計画を上回る伸びを示している。営業利益は同2.6―2.9倍の800億―900億円と200億円の上積み。データセンター増強による費用増、広告宣伝費、人件費・採用費の増加の影響を織り込んでいるという。最終利益は同2.4―2.7倍の440億―500億円と、110億円の上積みだ。
また2011年10―12月期の連結業績は、非連結だった前年同期に比べ売上高が2.9倍の415億円になった。売上高の9割を占める有料課金収入が前年同期の3.2倍に成長したほか、残分を占める広告収入も1.4倍に伸び、ともに四半期として過去最高を更新している。
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