米Google(グーグル)のAndroid(アンドロイド)端末向けアプリケーション配信サービス「Android Market」がウイルス入りアプリを掲載し、最大500万台に感染した恐れがあるとの情報について、米Symantec(シマンテック)が続報を出した。端末の個人情報を盗み取って乗っ取りなどを行う悪質なウイルスというより、広告へ誘導する「アドウエア」らしい機能が明らかになっている。
Symantecの最初の報告では、アプリに入った「Android.Counterclank」というウイルスが端末の識別情報(IMEI)を盗んで、悪意ある人物のもとへ送信するとしていた(関連記事)。
しかし、その後の分析によるとAndroid.CounterclankはIMEIなどを取得するものの外部へ送信する際は、もとの情報が分からないように変換した「ハッシュ値」にしている。このほか送信する情報は端末のブランド、メーカー、モデル、Android OSのバージョン、画面サイズ、解像度、使っている言語、Webブラウザの種類、ブックマーク情報だ。

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