米Mozilla(モジラ)はWebブラウザ新版「Firefox(ファイアフォックス)10」とメールクライアント新版「Thunderbird(サンダーバード)10」を正式公開した。旧版を使っていれば自動更新する。ブラウザは古い拡張機能(アドオン)を使い続けられるようになり、メールクライアントでは直接ネット検索が可能になった。さらにビジネス向けに更新頻度がゆっくりしたFirefoxとThunderbirdの延長サポート版(ESR版)を公開した。
Firefox 10、Thunderbird 10とも2011年末にベータ版(試用版)を公開(関連記事)していたが、安定した正式版が登場した。Firefox 9までの従来版は更新すると、以前入れた拡張機能は対応情報がない限り、自動で無効になっていたが、Firefox 10では問題が起きる可能性がなければ原則として使い続けられる。
Thunderbird 10は画面右上のバーにキーワードを入力し、ドロップダウンメニューから「次の語句でWeb検索」を選ぶとネット上から情報を探せる。検索結果は新たなタブに分けて表示し、Google、Yahoo! JAPAN、Twitter、Wikipediaなどの検索エンジンを切り替えて一覧できる。メールの言葉を選択して右クリックし、「次の語句でWeb検索」を指定しても同様の結果を得られる。

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