スマートフォンのソフトウエアに関連する脆弱(ぜいじゃく)性情報が増え続けている。国の情報処理推進機構(IPA)と民間のJPCERT/CCの集計によると、2011年10―12月に届け出があったソフトの脆弱性情報では、4割近くがスマートフォン関連だ。
スマートフォンの普及に伴って、そのOSやアプリケーションに関する脆弱性情報は続々と寄せられており、2011年1―3月はソフトの脆弱性に関する届け出全体の5%、4―6月は7%と1割未満だったものが、7―9月には29%、10―12月には38%に達し、急激に膨らんでいる。2011年全体では届け出の22%をスマートフォン関連が占めたことになる。
成長分野だけに、OSやアプリにセキュリティの穴が見つかりやすいとも言えるが、IPAではスマートフォンに関するソフトの開発者に対し、脆弱性が見つかった際の速やかな対応を期待するとしている。
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