総務省は、「Winny(ウィニー)」「Share(シェア)」といったファイル共有ソフトによる著作権侵害を抑止するため、ネットワーク上にテレビ番組などを装った偽のデータをアップロードする実証実験を始めた。本物と思い込んだ利用者がダウンロードすると、権利侵害を戒める注意や啓発の文章を目にする仕組みだ。2012年1月23―29日の期間実施する。
すでに関連業界団体で構成する「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)」が、Share、Winnyに権利侵害のデータをアップロードする利用者を特定し、削除要請メールを送付する取り組みを始めている(関連記事)が、今回はデータをダウンロードする利用者に働きかける。
総務省とCCIF構成団体、日本民間放送連盟、日本放送協会(NHK)が協力する。実際に偽のデータをアップロードするのは、業務委託を受けたNTTコミュニケーションズとなる。
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