米Mozilla(モジラ)はメールクライアントの最新版「Thunderbird(サンダーバード)9」を公開した。先行して公開したWebブラウザ「Firefox(ファイアフォックス)9」と同じく、Webページなどの処理エンジン「Gecko(ゲッコー)9」でHTMLを表示する。無料でダウンロードできる。
Thunderbird 9は2011年11月に試用版(ベータ版)が登場していたが、今回安定した正式版を公開した。Gecko 9を搭載したほか、通常の画面に加え別ウィンドウとして開くメッセージ編集とアドレス帳の画面が、着せ替え機能「Personas(ペルソナ)」に対応し、好みのデザインで利用できるようになった。Personasで使える柄や図案は、Mozillaの専用サイトから拡張機能(アドオン)として入手できる。2011年12月時点で3万種類超が選べる。
また添付ファイルのキーボード処理を改良し、操作画面の修正と改良も行っている。これに加えThunderbirdの今後の更新に向け、事前承認(オプトイン)方式で利用データをMozillaへ送信する仕組みを導入した。
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