ソフトバンクは、米銀行大手Citibank(シティバンク)から借り入れた約11億3500万ドル(約870億円)を、保有する米Yahoo!の株式で返済すると決定した。返済は2011年9月下旬に完了し、これに伴いソフトバンクグループの米Yahoo!に対する株式保有比率はこれまでの約4%から0.002%まで低下する予定。
ソフトバンクは、1990年代の米Yahoo!創業期から資本参加し、一時は株式の37%を保有する筆頭株主だった。しかしソフトバンクはその後順次米Yahoo!株式の売却を進め、2011年8月時点では約4%にまで低下した。
新たに手放す株式については、ソフトバンクが2004年2月にブロードバンド事業拡大の資金を調達するため、米国子会社を通じてCitibankと先物契約を結び、期日が来れば株式を借り入れの返済に充てられるよう取り決めていた。

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