米Mozilla(モジラ)は最新メールクライアント「Thunderbird(サンダーバード)7」のベータ版(試用版)を公開した。電子メール送受信のやりとりをまとめた「スレッド」の要約を一括して印刷できる機能が特徴だ。専用サイトからダウンロードできる。
Thunderbirdでは、送受信したメールを掲示板のようなツリー構造のスレッドとして見やすく一覧できる機能があるが、新機能としてこれら一連のやりとりを要約し、まとめて印刷できるようにした。スレッドのマークが付いたメールを選んだ後、画面上部のメニューから「編集」「選択」「スレッド」を指定し、複数選択したメールに再びカーソルを合わせて右クリックし、「メッセージを印刷」を選ぶと印刷できる。このほか操作画面の修正と改良、添付ファイル処理に関する修正も行っている。
Thunderbirdはバージョン6の正式版が公開されたばかりだが、Mozillaの「高速リリースサイクル」の一環として早くも新版が試せるようになっている。これはすでに登場しているWebブラウザ「Firefox 7」のベータ版(関連記事)と同様だ。Thunderbird 7、Firefox 7ともに正式版の公開は2011年9月27日を予定している。
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