地上アナログ放送の停波によって空く周波数帯を使って、スマートフォンなどに向けたマルチメディア放送を行うサービスが2012年春から始まる。サービス名は「モバキャス」と決まり、ロゴなども公開された。
2011年7月には、震災などの被害が大きかった一部地域を除き、地上アナログ放送から、地上デジタル放送への移行が完了する。そこで従来はアナログ放送が使っていた周波数帯207.5MHzー222MHzを利用するのがモバキャスだ。
2009年に総務省が参入事業者を募集した際は、携帯電話会社やラジオ、テレビの放送局、さらにはゲーム/玩具会社など36もの陣営が応募した(関連記事)が、2010年9月にNTTドコモなどが出資する「mmbi(旧マルチメディア放送)」が選ばれた。今回さらにmmbiの関連団体「ISDB-Tマルチメディアフォーラム」が正式にサービス名とロゴを発表し、サービス開始への形を整えた。
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