KDDI(au)はスマートフォン向けに無料の公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」を開始する。すでにNTTドコモが月額840円で、ソフトバンクモバイルが月額490円(無料キャンペーンなど除く)サービスを展開しているが、auが無料で同様のサービスを展開することで、スマートフォン利用者にとってキャリア選びの新たな判断材料になりそうだ。
パケット通信料定額サービス「ISフラット」もしくは「プランF(IS)シンプル/プランF(IS)」に契約している利用者はスマートフォンから無料で利用できる。全国約1万カ所で利用でき、2012年3月末には国内最大級の約10万カ所で利用できる予定。 ワイヤ・アンド・ワイヤレスの「Wi-Fiスクエア」とUQコミュニケーションズ「UQ Wi-Fi」のステッカーのある場所でも利用できる。また「WPA2-PSK(AES)」暗号方式を採用し、「WEP」方式に比べ盗聴やなりすまし、不正アクセスに強い。
専用アプリケーション「au Wi-Fi接続ツール」を利用することでIDやパスワード入力といった面倒な設定が必要なく公衆無線LANに接続できる。このアプリは2011年6月以降に発売するauスマートフォンに標準搭載するほか、「au one Market」や「Android Market」のようなアプリ配信サービスからもダウンロードできる。アプリの機能により公衆無線LANと携帯電話回線の電波状況に応じて自動で最適な接続先に切り替える。

本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「KDDI、スマートフォン向けに無料の公衆Wi-Fi」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。