カスペルスキーは、米Google(グーグル)のモバイルOS「Android(アンドロイド)」を搭載した端末向けのセキュリティアプリケーション「カスペルスキーモバイルセキュリティ 9」を発表した。対応OSはAndroid 1.6―2.2で、現在正規版の機能をすべて無料で使える体験版を配布している。使用期限は当面30日を予定しているが、延長することも検討中。有償使用の開始時期については未定だが、決まり次第発表するとしている。
同アプリケーションは、「盗難対策」「マルウエア対策」「プライバシー保護」「迷惑電話/メッセージの遮断」を主要機能として、Android端末をさまざまな脅威から保護する。
盗難対策では、万が一紛失あるいは盗難に遭った際に、ショートメッセージングサービス(SMS)でパスワードを端末に送信することで、第三者に端末を操作されないようロックすることができる。前もって指定しておいた情報をリモートで消去することも可能だ。GPS機能を利用して、端末の位置情報を地図検索サイト「Gooleマップ」用のリンクとして取得することもできる。別のSIMカードに差し替えられた場合でも、新しいSIMカードの電話番号情報をメールで通知させ、同時に端末を操作できないようロックすることができる。

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