東北地方太平洋沖地震で被災した企業に、NECが会計システムのクラウドサービス「EXPLANNER(エクスプランナー)for SaaS(会計)」の無償提供を開始する。2011年4月14日―7月29日の期間、専用Webページから申し込みを受け付ける。利用期間は2011年5月11日―2012年4月27日を予定している。
NECの会計パッケージをクラウドに移したサービス。業種を問わず、企業の会計業務に必要な機能をネットワーク経由で使える。仕訳入力や問合せ、伝票承認を行えるほか、総勘定元帳や財務諸表を出力したり、消費税乖離(かいり)チェックや申告関連帳票の出力を行ったりできる。管理会計に必要帳票を出力する機能も備える。
利用できる伝票明細は月3,000件程度、元帳の保存期間はサービス利用期間中となっている。これらNECが標準提供する機能とサービス内容の範囲で、会社名や会計期など登録して利用する。より多くの企業がサービスを利用できるよう、企業ごとの固有設定やカスタマイズはできないようになっている。
本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「NEC、クラウド会計ソフトを無償提供、被災企業に」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。