中学受験対策などで知られる首都圏の進学塾SAPIX(サピックス)は、東北地方太平洋沖地震の影響で休講中の授業をインターネット配信すると発表した。SAPIXを傘下に持ち、すでに授業の動画配信に実績がある代々木ゼミナールが全面支援する。生徒の勉強環境を継続して提供すると同時に、災害による業務中断リスクに手を打つ。
SAPIXは地震発生を受け、2011年3月18日までの授業はすべて休講した。状況に応じて、できる限り補講を実施し、授業も再開する予定だが、しばらくは交通の乱れや計画停電の影響で生徒が安全に通塾できないと判断。2011年3月24日から授業のネット配信を始める。ただし準備が早く進んだ授業については前倒して配信する。
対象となるのは中学受験対策の「SAPIX小学部」、高校受験のための「SAPIX中学部」、それにSAPIXと代々木ゼミナールが協力して運営する「Y-SAPIX中学部・高校部」だ。
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