クラウド関連の機能を備えた最新の日本語入力システム(IME) をうかつに使うと、社内の重要情報などが外部送信されてしまう恐れがある。こんな分析をインターネットイニシアティブ(IIJ)が発表した。
最新のIMEの多くは、辞書データをクラウド上に保存し、複数の端末で同期したり、クラウド上から変換候補を取得したりできる。これらの機能は文字入力精度や効率の面から見ると非常に魅力的だが、セキュリティ面では注意が必要だと、IIJは指摘する。
まず、ほとんどのIMEは普段利用者が入力する内容を自動学習し、効率的に変換を行えるようにしているが、そのため意図せず単語を登録してしまい、そのまま同期してしまう恐れがある。また入力を省く目的で自分のクレジットカード番号を「くれじっと1」と単語登録している場合なども同様に問題だ。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「クラウド対応の日本語入力システムに注意、企業の内部情報が外部送信される恐れ」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。