2013年3月の転職求人倍率は1.37倍で、前月を下回った。景気回復の兆しから転職希望者数が引き続き拡大して過去4年で最多となる中、求人数は前月から横ばいだったためだ。ただし求人数は過去4年間で2番目に多い数。いずれにせよ転職市場は活況を呈している。こんな調査結果をインテリジェンスがまとめた。
この倍率は転職支援サービス「DODA」に登録している転職希望者1人に対し、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値。倍率そのものは上下を繰り返しているが(グラフ参照)、求人数と転職希望者数は安定して拡大傾向にある。
例年3月は、新卒採用や年度末の影響で、新規の中途採用求人を出さない企業が現れるが、2013年は3月に入ってからも各社が積極的に採用活動を行っている。しかしそれよりも転職者の意欲の高まりが際立ち、特に「満足な就職活動ができなかった」というリーマン・ショック後の就職氷河期を経験している20歳代半ばの層が増えている。
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