米IDCが12日に公表した世界のタブレット端末市場予測によると、今年1年間の出荷台数は1億9090万台となる見通し。同社が別の調査リポートで報告していた昨年1年間の出荷台数は1億2830万台だったので、これから49%増えるという予測だ。
市場は急速に変化、出荷台数の半分が小型モデルに
実はこれに先立ちIDCは今年の出荷台数を1億7240万台と予測しており、今回はこれを上方修正した格好だ。その理由は小型モデルの台頭。
IDCによると今や出荷されるタブレットの2台に1台が8インチ以下のディスプレイを備える端末。こうした小型モデルが従来の予想を超えるペースで伸びており、今年の年間出荷台数を押し上げるという。
この1億9090万台とは、同じくIDCが予測する今年のパソコン出荷台数の5割強という規模。また興味深いのは、2017年にはタブレットが3億5000万台以上になるとIDCが見ている点だ。
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