少し前に、米アップルのモバイル基本ソフト(OS)の新版「iOS 6」や、同OSを標準搭載する「アイフォーン(iPhone)5」の地図アプリが使い物にならないと大きな騒動になったが、北米の消費者に限って見れば、この問題の製品の売れ行きに及ぶ影響はさほど大きくないようだ。
実に9割が「まったく問題ない」と回答
米国の調査会社、チェンジウェーブリサーチが、北米の iOS 6、アイフォーン5利用者を対象に行ったアンケート調査によると、地図アプリの不具合を「大きな問題」としている人の割合はわずか3%で、「いくらか問題がある」という人を合わせても1割未満だった。
「まったく問題ない・今のところ問題に遭遇していない」という回答が90%に上っている。
アイフォーンは2年前の「アイフォーン4」発売時にも、電波の受信性能に問題があるとして騒動となり、故スティーブ・ジョブズ前最高経営責任者(CEO)が釈明の記者会見を開いたり、不具合を低減させるカバーケースを無償提供したりして事態の収拾に追われた。
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