先週、米マイクロソフトがモバイル基本ソフト(OS)の新版「ウィンドウズフォン(Windows Phone)8」を発表した。高性能プロセッサーに対応し、処理性能が大きく向上する。また高解像度の画面表示が可能になるほか、音声アシスタントや電子マネーといった機能も用意され、ゲームも大幅に拡充されるもようだ。
その数日前に同社が発表し、今大きな話題になっているタブレット端末「サーフェス(Surface)」との相乗効果で、マイクロソフトは苦戦しているスマートフォン市場で巻き返しを図れるかもしれないと言われている。
現行端末はアップグレードできず、買い控えが起こる恐れ
しかし、この新OSによって窮地に追い込まれそうな企業がある。マイクロソフトと提携して開発したウィンドウズフォン搭載端末「ルミア(Lumia)」で起死回生を狙っているフィンランドのノキアだ。
その理由は、ルミアなど現行のOS「ウィンドウズフォン7.5」を搭載する端末は、ウィンドウズフォン8にアップデートできないからだ。
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