米グーグル傘下の動画共有サイト「ユーチューブ(TouTube)」に著作権侵害の動画があるとしてドイツの著作権管理団体GEMAが訴えていた裁判で、ハンブルクの裁判所はグーグルに対し違法動画を排除するフィルター機能を強化するよう命じた。
両者が勝利宣言?
これを受けてGEMAは22日に声明を出し、「ユーチューブの責任範囲を明確に示したもので、我々にとって重要な勝利だ」と勝利宣言をしている。
一方でグーグルも「ユーチューブはあくまでもサービスを提供するプラットフォームであり、投稿されるすべての動画を管理する必要がないことが明らかになった」「(今回の判決は)音楽業界、作曲家、歌手、ユーザー、ユーチューブのすべてにとっての成功だ」などと判決を歓迎する声明を出した。
両者のこうした声明は矛盾しているが、それは裁判所が示した曖昧とも言える判断が理由と見られている。
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