AIスタートアップの勢力図に大きな構造変化が起きている。
米アンソロピックは6月1日、新規株式公開(IPO)を申請したと発表した。5月の増資で評価額は9650億ドル(約154兆円)に達し、先行する米オープンAIを上回った。
かつては追う立場だったアンソロピックが、今やAIブームの主導権を握りつつある。その要因は、徹底した法人向け戦略と計算資源の確保にある。
法人利用率で初の首位、開発者層を掌握
米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が引用した、米金融スタートアップ、ランプ(Ramp)のデータによると、今年4月、顧客企業のAI利用率でアンソロピック(34.4%)が初めてオープンAI(32.3%)を上回った。
2025年末に投入した「Claude Opus(クロード・オーパス)4.5」が高いコーディング能力を示したことが転換点となった。

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