米アマゾン・ドット・コムは6月上旬、AI技術の導入において新たな段階に入ると発表した。
自律的に複雑なタスクを処理できる「エージェンティックAI(agentic AI)」を中核技術と位置づけ、研究開発部門内に専門グループを新設。
倉庫作業の本格的な自動化や配送ルートの最適化を通じて、物流業務の効率化と顧客サービス向上、環境負荷の低減を目指す。
狙いと効果:迅速な配送と環境配慮、労働環境改善も視野
アマゾンがAI活用の対象とするのは、商品の保管から顧客への配送に至る物流の全工程だ。最大の狙いは、AIによる効率化を通じた「より迅速な配送」の実現にある。
同時に、商品在庫の最適化や配送ルートの効率化により、廃棄物の削減や輸送に伴う温暖化ガス排出の抑制といった環境負荷低減効果も見込む。

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンのAI活用、次の段階は自律型「エージェンティックAI」 倉庫・配送を高度化、専門組織も新設 荷運びから道案内まで、輸送効率向上・環境負荷低減」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。