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28年までに15.7兆円規模、AIインフラ機器の世界市場 けん引役は「アクセラレーテッドサーバー」

2025年1月15日

米調査会社のIDCによると、世界のAI(人工知能)インフラ機器(サーバー及びストレージ)の市場は、2028年までに1000億米ドル(約15兆7000億円)を超える規模に達し、かつてない成長を遂げる見通しだ。世界市場をリードするのは米国だが、中・長期的に最も成長率が高いのはアジア太平洋地域と分析する。

サーバーがAIインフラ市場をけん引 後押しする「ハイパースケーラー」

IDCが定義するAIインフラ機器市場とは、サーバーとストレージで構成される。その中で限定されるのは、①AIモデルの訓練(学習)を行う基盤の「AIプラットフォーム」、②AIモデルが推論を行う「AIアプリケーション」、③何らかのAI機能を備えた「AI対応従来型アプリケーション」、の3つのいずれか1つ以上の実行環境となるサーバー及びストレージである。

このうち、市場成長のけん引役はサーバーで、そのAIインフラ機器全体への支出総額に占める比率は約90%に上る。米アマゾン・ドット・コムの米AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)や米グーグル、米マイクロソフトといった大規模なクラウドインフラを持つ「ハイパースケーラー」などが投資を拡大している。AIサーバーへの支出額は9半期連続で2桁増となった。

これとは対照的に、一般企業は、自社でハードウエアやソフトウエアを保有し、管理・運用するオンプレミスのAIインフラ導入において、「大きく後れを取っている」(IDC)。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「28年までに15.7兆円規模、AIインフラ機器の世界市場 けん引役は「アクセラレーテッドサーバー」」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

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