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アマゾン、AI新興アンソロピックに40億ドル追加投資 テック大手とAIスタートアップの提携、競争当局が監視強化

2024年12月4日

米アマゾン・ドット・コムは、生成AI(人工知能)開発の米新興企業アンソロピック(Anthropic)に新たに40億ドル(約6200億円)を出資する(発表資料)。アマゾンは2023年9月からアンソロピックへの出資を開始し、24年3月にはその額を40億ドルに引き上げた。今回の出資で、累計出資額は80億ドル(約1兆2400億円)と、倍増する。

英ロイター通信によると、まず13億ドルを投じ、その後残りの27億ドルを投資する。アマゾンは引き続きアンソロピックの少数株主にとどまる。

出資は戦略提携の一環

アマゾンのアンソロピックへの出資は、両社の戦略提携の一環だ。アンソロピックはアマゾンのAI半導体を活用し、AIソフトウエアを構築・展開している。アマゾンはアンソロピックの技術を、クラウドコンピューティングサービス「Amazon Web Services(AWS)」で提供し、顧客企業が生成AIを自社サービスに組み込めるようにしている。

アンソロピックは今後、AWSが開発した機械学習(マシンラーニング)の推論に特化した半導体「Inferentia(インファレンシャ)」や学習専用半導体「Trainium(トレーニアム)」を使い、自社のAI基盤モデルを学習させる計画だ。

今回の出資を受け、アンソロピックは機械学習ハードウエアの開発に取り組み、生成AIの開発を進める計画だと述べた。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、AI新興アンソロピックに40億ドル追加投資 テック大手とAIスタートアップの提携、競争当局が監視強化」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com, 生成AI(人工知能)

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