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アマゾン、コスト削減続くも注力分野に重点投資 紆余曲折の事業計画、今後は生成AIとクラウド強化

2024年11月22日

米アマゾン・ドット・コムが、主力の電子商取引(EC)事業で自社の広告を減らしていることが分かった。2021年にアンディ・ジャシーCEO(最高経営責任者)が就任して以来、会社全体で行われているコスト削減策の一環とみられる。

アマゾン、24年の米EC広告費1000億円削減

米広告業界誌「Adweek(アドウィーク)」が報じた。それによると、アマゾンは米国EC事業の広告費として2023年に34億ドル(約5200億円)を費やしていたが、24年1~8月は27億ドルへと7億円(約1070億円)削減した。

同様のことは以前にもあった。年次報告書によると、同社は22~23年にも広告費を削減していた。そのときは、クラウドコンピューティング事業「Amazon Web Services(AWS)」や傘下のスーパーマーケット「Whole Foods Market(ホールフーズ・マーケット)」など、様々なサービスや製品に関連する広告・プロモーション費用を、合計で206億ドルから203億ドル(約3兆1200億円)に減らした。

確かにこれらコスト削減策の効果は業績に表れているようだ。例えば、24年7~9月期の営業利益は前年同期比56%増の174億1100万ドル(約2兆6700億円)となり、過去最高益を更新した。それ以前の資料を見ても、24年4~6月期は91%増146億7200万ドル、24年1~3月期は3.2倍の153億700万ドルと、高水準を維持していた。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、コスト削減続くも注力分野に重点投資 紆余曲折の事業計画、今後は生成AIとクラウド強化」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

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