株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年7月16日

AIブームで再び半導体不足か、コロナ下よりも深刻 GPU、パソコン、スマホの需要急増で供給網逼迫

2024年10月4日

米コンサルティング大手のベイン・アンド・カンパニーがこのほど公表したリポートによると、昨今の生成AI(人工知能)ブームが世界的な半導体不足を引き起こす可能性がある。

大規模な半導体不足は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)時に起こった。このときは、比較的短期的な影響にとどまったが、AIブームは今後何年も続くとみられ、半導体サプライチェーン(供給網)における次の大きな脅威に備える必要があるとしている。

要因はGPUと消費者向けAI機器への需要増

現在、GPU(画像処理半導体)の需要が急増しており、テクノロジー大手は主に米エヌビディア(NVIDIA)からこの半導体を競って購入している。GPUはデータセンターのサーバーに収容されており、米オープンAIの「Chat(チャット)GPT」などのアプリケーションを支える巨大なAIモデルの訓練と推論に不可欠である。

一方、米クアルコム(Qualcomm)のような半導体メーカーの製品はスマートフォンやパソコンに搭載される。こちらは、クラウド経由ではなく、デバイス上で直接AIアプリケーションを実行できる半導体である。

ベイン・アンド・カンパニーは、GPUとこれら消費者向け機器への需要増といった2つのトレンドに加え、地政学的緊張が次の半導体不足を引き起こす可能性があると指摘する。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「AIブームで再び半導体不足か、コロナ下よりも深刻 GPU、パソコン、スマホの需要急増で供給網逼迫」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

最新の記事

  • 「エージェントAI」、期待先行で4割頓挫も 米ガートナー警鐘、真の価値見極めがカギ 過剰な宣伝に惑わされず、正しい活用で新たな成長機会を(2025年07月15日)
  • SHEIN・Temuに猶予期間、米中関税引き下げもデミニミス復活なく根本解決には至らず(2025年07月13日)
  • 米アマゾン、地方へ「当日配送」拡大 新たに4000カ所、都市部との格差埋める 40億ドル超投資、AIで需要予測 ウォルマートなどに対抗、物流勢力図に変化も(2025年07月11日)
  • テスラ、ロボタクシーついに始動―自動運転の未来占う試金石、期待と課題が交錯 EV事業の次なる柱へ、市場からは期待と懐疑の声(2025年07月10日)
  • アマゾン傘下ズークス、ロボタクシー量産へ新工場稼働 年内ラスベガス商用化でウェイモ追撃 運転席のない独自車両で市場参入、未来の移動体験を現実に(2025年07月09日)
  • アマゾンAI戦略がもたらす生産性と雇用のトレードオフ – CEO書簡を読み解く ジャシー氏、全社変革を宣言 業務効率化で人員削減も示唆(2025年07月08日)
  • ファーウェイ、NVIDIA対抗の新AI半導体「Ascend 910D」 米国の対中規制下で自給目指す(2025年07月06日)
  • YouTube設立20年、世界席巻:収益トップのメディア企業へ ディズニー超え視野も独禁法リスク(2025年07月06日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント