株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年6月11日

Amazon、ネット通販鈍化も広告急成長 そのワケとは 広告事業の売上高、5四半期連続の100億ドル超え

2024年9月3日

米アマゾン・ドット・コムのネット広告事業が急成長している。その2024年4〜6月期における売上高は127億7100万ドル(約1兆8500億円)で、前年同期から20%増加した。これに対し、直営ネット通販の売上高は5%増にとどまった。主力電子商取引(EC)の成長が鈍化するなか、同社はEC以外の事業に注力することで、収益源の多角化を図っている。

同社広告事業の四半期売上高が初めて100億ドルの大台を突破したのは22年10〜12月期だった。続く23年1〜3月期は95億ドルと、大台を割り込んだが、その後は回復し、24年4〜6月期は5四半期連続の100億ドル超えとなった。

広告急成長の3つの理由

こうしてアマゾンの広告事業が成長している背景には、3つの要因があると、米調査会社のイーマーケターは分析している。①購買意欲を持った大規模な顧客基盤、②強力な広告効果測定機能、③拡大する広告掲載枠、である。

1. 購買意欲を持った大規模な顧客基盤

アマゾンの広告事業が成功している理由の1つとして、同社の顧客が持つ高い購買意欲と、その意欲に関する豊富なデータが挙げられる。アマゾンはこのデータに基づき、広告主に対して、効果的なターゲティング(追跡型)広告を提供することが可能であり、これが同社広告事業の収益向上に寄与している。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「Amazon、ネット通販鈍化も広告急成長 そのワケとは 広告事業の売上高、5四半期連続の100億ドル超え」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

最新の記事

  • エヌビディアが台湾にAI戦略拠点とスパコン新設、GPUクラウド市場も創設 米中対立下で供給網強化 次世代コンピューティングの未来図提示、アジア技術の集積地で新たな布石(2025年06月10日)
  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)
  • AI開発「利益優先」の危うさ シリコンバレー巨大テック、安全性・研究軽視か 専門家警鐘 AI覇権争い暴走の瀬戸際 安全性確保へ業界の自制問われる(2025年06月05日)
  • 米IT大手、サウジとAI大型契約締結 トランプ氏歴訪で巨額投資誘致 NVIDIA・AMDがチップ供給、サウジは「AIハブ」目指す動きを活発化(2025年06月04日)
  • アマゾン傘下の自動運転企業がロボタクシーサービス、テスラとの競争激化へ グーグル系に次ぐ2位狙う(2025年06月03日)
  • 米中関税引き下げ、SHEIN・Temuに猶予期間 デミニミス復活なく根本解決には至らず 在庫補充の好機か、ビジネスモデル転換は継続(2025年06月03日)
  • エヌビディア、AI投資で5000億ドル支出へ 異例の規模で経済界に衝撃 米国内生産を強化(2025年06月01日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント