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Amazon、ネット通販鈍化も広告急成長 そのワケとは 広告事業の売上高、5四半期連続の100億ドル超え

2024年9月3日

米アマゾン・ドット・コムのネット広告事業が急成長している。その2024年4〜6月期における売上高は127億7100万ドル(約1兆8500億円)で、前年同期から20%増加した。これに対し、直営ネット通販の売上高は5%増にとどまった。主力電子商取引(EC)の成長が鈍化するなか、同社はEC以外の事業に注力することで、収益源の多角化を図っている。

同社広告事業の四半期売上高が初めて100億ドルの大台を突破したのは22年10〜12月期だった。続く23年1〜3月期は95億ドルと、大台を割り込んだが、その後は回復し、24年4〜6月期は5四半期連続の100億ドル超えとなった。

広告急成長の3つの理由

こうしてアマゾンの広告事業が成長している背景には、3つの要因があると、米調査会社のイーマーケターは分析している。①購買意欲を持った大規模な顧客基盤、②強力な広告効果測定機能、③拡大する広告掲載枠、である。

1. 購買意欲を持った大規模な顧客基盤

アマゾンの広告事業が成功している理由の1つとして、同社の顧客が持つ高い購買意欲と、その意欲に関する豊富なデータが挙げられる。アマゾンはこのデータに基づき、広告主に対して、効果的なターゲティング(追跡型)広告を提供することが可能であり、これが同社広告事業の収益向上に寄与している。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「Amazon、ネット通販鈍化も広告急成長 そのワケとは 広告事業の売上高、5四半期連続の100億ドル超え」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

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