株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年6月10日

アップル、iPhoneインド生産倍増 「中国依存低減」 台湾サプライヤーのホンハイやペガトロンが生産能力増強

2024年4月17日

米アップルのスマートフォン「iPhone」のインド生産額が2024年3月末までの1年間で140億米ドル(約2兆1400億円)に達し、1年前から倍増した。米中関係が悪化する中、アップルはサプライチェーン(供給網)の多様化を進めており、生産の中国依存低減が加速している。米ブルームバーグ通信や英ロイター通信などが報じた。

世界iPhoneの14%をインドで生産

関係者の話によると、アップルは現在、世界で出荷されるiPhoneの最大14%をインドで生産している。中国は依然として、最大のiPhone製造拠点である。だが同社はサプライチェーンの中国依存を減らし、生産をインドなどの新興国に移そうとしている。

24年3月末までにはインドで製造されたiPhoneのうち約67%を、電子機器受託製造サービス(EMS)世界最大の台湾・鴻海精密工業(ホンハイ)が手がけた。同じくEMS大手の台湾・和碩聯合科技(ペガトロン)は約17%を製造した。残りは、インドの大手財閥タタ・グループが23年に買収した、台湾・緯創資通(ウィストロン)のベンガルール近郊の工場で製造した。

ブルームバーグ通信によると、これらアップルのサプライヤーは現時点で、ProやPro Maxモデルを除くiPhoneをインドで製造している。機種は旧型のiPhone 12から現行のiPhone 15まで多岐にわたる。インドで生産されるiPhoneのほとんどが輸出向けである。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アップル、iPhoneインド生産倍増 「中国依存低減」 台湾サプライヤーのホンハイやペガトロンが生産能力増強」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Apple, インド, 中国

最新の記事

  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)
  • AI開発「利益優先」の危うさ シリコンバレー巨大テック、安全性・研究軽視か 専門家警鐘 AI覇権争い暴走の瀬戸際 安全性確保へ業界の自制問われる(2025年06月05日)
  • 米IT大手、サウジとAI大型契約締結 トランプ氏歴訪で巨額投資誘致 NVIDIA・AMDがチップ供給、サウジは「AIハブ」目指す動きを活発化(2025年06月04日)
  • アマゾン傘下の自動運転企業がロボタクシーサービス、テスラとの競争激化へ グーグル系に次ぐ2位狙う(2025年06月03日)
  • 米中関税引き下げ、SHEIN・Temuに猶予期間 デミニミス復活なく根本解決には至らず 在庫補充の好機か、ビジネスモデル転換は継続(2025年06月03日)
  • エヌビディア、AI投資で5000億ドル支出へ 異例の規模で経済界に衝撃 米国内生産を強化(2025年06月01日)
  • エヌビディア、AI需要追い風に売上最高更新 対中輸出規制下でも成長持続 データセンター部門9割弱、純利益は伸び鈍化も高水準維持(2025年05月30日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント