株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年7月17日

中国、米規制下も高度半導体の製造続行 課題も残る SMIC、今度は5nm品の製造ライン準備中

2024年2月15日

中国の半導体受託生産最大手である中芯国際集成電路製造(SMIC)は現在、米国政府による先端半導体技術の輸出規制対象となっている。しかし、ここ数カ月、同社はこれまで見られてきたよりも高度な半導体を製造しているようだ。

より微細な5nm半導体を目指す

同様にして、先端半導体製品の輸出規制を受けている中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は2023年、5G(第5世代移動通信システム)への接続機能と、7ナノメートル(nm)技術で製造された半導体を搭載したスマートフォン「Mate 60 Pro」を発売した。この半導体はSMICが製造したとみられている。

7nmの製造プロセスは最先端技術ではないが、半導体業界では依然として高度な技術とみなされている。米国の制裁下にありながら、高度半導体を自国で製造できるその技術力に感心が集まっていた。

英フィナンシャル・タイムズ(FT)は24年2月6日、SMICがファーウェイの新型スマホ用向けに、新たな半導体の製造ラインを組み立てていると報じた。その製造プロセスは5nmであり、米アップルの最新高価帯iPhoneに用いられている3nmに比べて劣るものの、SMICにとっては一層の進歩を意味すると指摘されている。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「中国、米規制下も高度半導体の製造続行 課題も残る SMIC、今度は5nm品の製造ライン準備中」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: 中国

最新の記事

  • 「エージェントAI」、期待先行で4割頓挫も 米ガートナー警鐘、真の価値見極めがカギ 過剰な宣伝に惑わされず、正しい活用で新たな成長機会を(2025年07月15日)
  • SHEIN・Temuに猶予期間、米中関税引き下げもデミニミス復活なく根本解決には至らず(2025年07月13日)
  • 米アマゾン、地方へ「当日配送」拡大 新たに4000カ所、都市部との格差埋める 40億ドル超投資、AIで需要予測 ウォルマートなどに対抗、物流勢力図に変化も(2025年07月11日)
  • テスラ、ロボタクシーついに始動―自動運転の未来占う試金石、期待と課題が交錯 EV事業の次なる柱へ、市場からは期待と懐疑の声(2025年07月10日)
  • アマゾン傘下ズークス、ロボタクシー量産へ新工場稼働 年内ラスベガス商用化でウェイモ追撃 運転席のない独自車両で市場参入、未来の移動体験を現実に(2025年07月09日)
  • アマゾンAI戦略がもたらす生産性と雇用のトレードオフ – CEO書簡を読み解く ジャシー氏、全社変革を宣言 業務効率化で人員削減も示唆(2025年07月08日)
  • ファーウェイ、NVIDIA対抗の新AI半導体「Ascend 910D」 米国の対中規制下で自給目指す(2025年07月06日)
  • YouTube設立20年、世界席巻:収益トップのメディア企業へ ディズニー超え視野も独禁法リスク(2025年07月06日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント