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GoogleとApple、アプリ配信で多額収益も脅威に直面 独禁法訴訟やEUデジタル市場法

2023年12月19日

米グーグルや米アップルは、自社がそれぞれ運営するアプリストアから安定的な収益を得ている。しかし、相次ぐ訴訟や規制当局の監視の強化により、これらの収益源を減らすリスクがある。

Google、アプリ配信訴訟で敗訴

米カリフォルニア州の連邦地裁は2023年12月11日、人気ゲーム「Fortnite(フォートナイト)」の開発元、米エピックゲームズが、反トラスト法(独占禁止法)に違反したとしてグーグルを訴えていた裁判で、グーグルの独占を認める評決を下した。

エピックは2020年8月、グーグルのアプリ配信サービス「Google Play(グーグルプレイ)」での決済システムの利用義務や高額な手数料が反トラスト法に違反するとして、カリフォルニア州北部地区連邦地裁に提訴していた。米ウォール・ストリート・ジャーナルによると、陪審員は同年12月11日、全会一致でエピックの主張を支持し、グーグルの独占を認定した。一方、グーグルは自社のビジネスモデルを支持すると述べ、上訴する考えを示している。

エピックは20年8月、同様の理由でアップルに対しても訴訟を提起した。ただ、その裁判では米連邦控訴裁判所(日本の高裁に相当)が23年4月、決済システムの違法性を認めたものの、配信システムそのものが独占に当たるとしたエピック側の主張を退けた。この控訴裁では、争点となっていた10項目のうち9項目でアップルに有利な判決が下された。だが、アップルは決済システムが反競争的だとした判断を不服としており、上訴する考えを示している。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「GoogleとApple、アプリ配信で多額収益も脅威に直面 独禁法訴訟やEUデジタル市場法」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Apple, Google

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