株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年10月16日

アマゾン、競合のスペースXからロケット3機調達 23年10月に打ち上げた試験衛星は順調に稼働

2023年12月7日

米アマゾン・ドット・コムはこのほど、通信衛星を打ち上げるためのロケットを、米起業家のイーロン・マスク氏が率いる米スペースXから調達すると発表した。

26年までに人工衛星1600基打ち上げ必須

全長70メートル、直径3.7メートルの大型ロケット「Falcon(ファルコン)9」3機の打ち上げ契約をスペースXと結んだ。アマゾンはこれまで他社からロケットを調達してきたが、2026年7月までに約1600基の衛星を配備する必要があり、調達先を衛星通信サービスで競合するスペースXにも広げた。スペースXのウェブサイトによると、同社のロケット1機当たりの標準料金は6700万ドル(約100億円)だ。

アマゾンは19年から「Project Kuiper(プロジェクト・カイパー)」と呼ぶインターネット衛星ネットワークの計画を進めている。24年内のサービス開始を目指しており、地球上のどこでも利用できる高速ブロードバンド接続を大規模に展開したい考えだ。米CNBCによれば、同社は3236基の衛星を地球低軌道(low Earth orbit、LEO)に配備する許可を米連邦通信委員会(FCC)から得ている。だが、その条件として26年までに計画の半分を配備することが求められている。

商業衛星大手と相次ぎ契約もいまだ試験段階

ロイター通信によると、アマゾンはこのプロジェクトに総額約100億ドル(約1兆4700億円)を投じる計画だ。大量の衛星を配備するため、これまでに77機の大型ロケットを確保している。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、競合のスペースXからロケット3機調達 23年10月に打ち上げた試験衛星は順調に稼働」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

最新の記事

  • OpenAI、米AIインフラへ4000億ドル超 ソフトバンクG・オラクルと計画加速 「スターゲート」具体化、次世代AIの計算資源を確保(2025年10月15日)
  • AIと成長への渇望、世界M&A市場を牽引 ハイテク主導で大型案件続出─不確実性克服 PEマネー流入も(2025年10月13日)
  • テスラの顧客忠誠度が急落、マスク氏の政治姿勢が影響か? – 業界首位から平均レベルへ 顧客流出も加速(2025年10月12日)
  • AI開発で15兆円提携 エヌビディアとオープンAI、「超知能」へ基盤構築 半導体大手の「循環」投資、開発競争は新たな段階へ(2025年10月10日)
  • 揺らぐアメリカの「頭脳集積地」、トランプ大統領の就労ビザ変革、米IT業界に転換迫る 「米国人雇用」の狙い、世界規模で高度人材の流れ変容へ(2025年10月09日)
  • アマゾン、ロボット100万台時代の物流新戦略 AIが導く「人間と機械協働」の現在地(2025年10月09日)
  • アマゾン、出品者に「AI参謀」提供―「エージェント型」が在庫管理から広告制作まで代行、業務のあり方再定義 煩雑な作業を任せ、人は価値創出に集中する新モデル(2025年10月08日)
  • 米テック大手、英国にAI投資6兆円超 トランプ氏訪英で蜜月、欧州の覇権争い本格化 両首脳の狙いと巨大ITの戦略が交錯、技術同盟で新たな秩序へ(2025年10月07日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント