株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 会社概要
  • 2026年10月18日

ChatGPTに規制の動き、イタリアが一時禁止

2023年4月4日

人工知能(AI)技術に対する規制の動きが広がってきた。米ウォール・ストリート・ジャーナルやロイターなどは3月31日、イタリア当局が米オープンAIの対話AIサービス「ChatGPT(チャットGPT)」を一時的に禁止したと報じた。情報を不適切に収集・保存していたことが問題だという。

「法的根拠がない」「子供の発達に不適切」

イタリアのデータ保護当局は声明で、オープンAIが自社のアルゴリズムを訓練するために収集した膨大なデータについて、その使用に「法的根拠がない」と指摘した。加えて、同社に対する調査を開始したことも明らかにした。イタリア当局は欧州連合(EU)のデータ保護規則を順守させるため、20日間の猶予を同社に与えた。オープンAIは期限内にどのような措置を講じるかを示す必要があり、応じない場合は制裁金を科される可能性がある。

EUの一般データ保護規則(GDPR)に基づく制裁金の最高額は、企業の世界年間売上高の4%、または 2000万ユーロ(約29億円)のいずれか多い額になる。

イタリア当局は、ChatGPTが利用者の年齢を確認せず、13歳未満の使用を禁止する仕組みがないことも問題視している。「ChatGPTが生成する回答には、子供の発達・自己形成過程において完全に不適切なものがある」と指摘している。

ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、イタリア当局が今後さらに多くの要求を出した場合、より複雑な論争が生じる可能性がある。例えば、当局が特定の人物に関する情報をAIモデルのトレーニングデータから除外・削除するよう要求する可能性がある。また、個人による情報の除外・削除要求に応じるよう義務づける可能性もあるという。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「ChatGPTに規制の動き、イタリアが一時禁止」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: 生成AI(人工知能)

最新の記事

  • 半導体を「インフラ資産」へ変貌させるNVIDIA、ウォール街6社と組む5000億ドル調達網の狙い(2026年10月12日)
  • アップルが深める中国連携、半導体調達とAI実装で探る現実解 供給網逼迫と米中対立の狭間で(2026年10月11日)
  • 生成AI「加速」と「減速」の深層、現場の危機感と政権の思惑が衝突 自律エージェントの「脱出・侵入」に相次ぐ警鐘、半導体覇権と「SIフォース」具体化の力学(2026年10月09日)
  • EU「子ども法案」が突きつけるデジタル空間の再編、15歳未満のSNS制限と立証責任の転換 米欧摩擦と認証技術の壁、先行する豪州や米訴訟に続く包括規制の行方(2026年10月08日)
  • 米AI大手3社が模索した「安全協調」の波紋、立ちはだかる反トラスト法と政権の壁 激化する市場競争下の異例の3社協調、自主管理の限界と「参入障壁」への警戒(2026年10月07日)
  • 米AI大手「開発減速論」に中国が反発した真意、浮かぶジレンマと安全保障 「冷戦の手法」と批判しつつ進める制御不能リスクへの備え、自前エコシステムの計算(2026年10月06日)
  • 途上国経済に差す「AIの光」、陰に潜む「依存の罠」 世銀リポートが提示した「スモールAI」という解答(2026年10月04日)
  • AI首脳陣が足並みそろえた「開発減速」とは? 問われる実効性と対中覇権の壁 自主的なペース調整とIPO延期の衝撃、交錯する米政権と安全保障の思惑(2026年10月02日)

Copyright © 2026 · NewsFront, LLP