株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年9月18日

アマゾン、米で超高速配達サービス拡大

2023年2月28日

米アマゾン・ドット・コムが米国で超高速配達サービスを拡大していると、米ウォール・ストリート・ジャーナルが2月26日に報じた。他の分野では事業計画を縮小するなどコスト削減を図っている同社だが、主力の電子商取引(EC)分野では、物流網を拡大して顧客満足度向上に取り組んでいる。

「即日拠点」、人気商品10万点用意

アマゾンの高速配達戦略の中心となっているのは、同社が「即日拠点」と呼ぶ倉庫のネットワーク。その1施設あたりの大きさは、大規模なフルフィルメントセンター(発送センター)の数分の1程度。これとは別に通常の配送ではフルフィルメントセンターから商品を宅配ステーションに運び、そこから顧客宅に配達している。

カナダのサプライチェーン・物流コンサルティング会社、MWPVLインターナショナルによると、アマゾンは2019年にこの即日拠点を開設した。今では約45施設が稼働しているという。今後数年でその数を少なくとも150施設に増やす可能性があると、MWPVLインターナショナルは予測している。

これらの施設は主に大都市近くにあり、アマゾンのECサイトで人気のある約10万点の商品を常時置いている。即日配達が基本だが、中には数時間で届く場合もあるという。その対象となるのは同社の有料プログラム「Prime(プライム)」の会員だ。送料は1回の注文が25ドル(約3400円)以上の場合無料だが、それに満たない場合は2.99ドル(約410円)となる。

アマゾンは最近、ロサンゼルスやサンフランシスコ、フェニックスで新しい倉庫を開設したが、それらが即日拠点であるかどうかは明らかにしていない。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、米で超高速配達サービス拡大」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

最新の記事

  • 米政府、中国製AIの「思想的偏向」を“極秘”調査 共産党見解に同調と結論、検閲強化も確認(2025年09月14日)
  • xAIの「Grok 4」、マスク氏への“忖度”という根源的問題 創業者の見解色濃く反映する傾向(2025年09月14日)
  • 最短60分でiPhoneが届く!? アマゾンのドローン戦略の新局面(2025年09月12日)
  • 米中対立がもたらす世界スマホ市場の地殻変動、中国でファーウェイ首位奪還 米国で「インド製」急増(2025年09月12日)
  • メタがグーグルと100億ドル契約 AI覇権争いは合従連衡を繰り返すダイナミック展開へ 広告・AIの宿敵がインフラで協業、「協調と競争」時代に(2025年09月12日)
  • アップルAI戦略が転換点、Siri刷新にライバルGoogleの技術採用を本格検討 音声アシスタントの性能向上急ぐ、自社開発の遅れが背景に(2025年09月11日)
  • 米商務長官の「侮辱」発言が火種:中国、NVIDIA製AIチップ購入抑制 「技術への依存」狙う米国戦略に猛反発、「技術自立」へのジレンマ(2025年09月10日)
  • OpenAIアルトマン氏、AIバブルを警告も、数百兆円規模の投資表明 過熱市場への懸念と未来への確信が交錯(2025年09月09日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント