株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年10月24日

アマゾン、米で超高速配達サービス拡大

2023年2月28日

米アマゾン・ドット・コムが米国で超高速配達サービスを拡大していると、米ウォール・ストリート・ジャーナルが2月26日に報じた。他の分野では事業計画を縮小するなどコスト削減を図っている同社だが、主力の電子商取引(EC)分野では、物流網を拡大して顧客満足度向上に取り組んでいる。

「即日拠点」、人気商品10万点用意

アマゾンの高速配達戦略の中心となっているのは、同社が「即日拠点」と呼ぶ倉庫のネットワーク。その1施設あたりの大きさは、大規模なフルフィルメントセンター(発送センター)の数分の1程度。これとは別に通常の配送ではフルフィルメントセンターから商品を宅配ステーションに運び、そこから顧客宅に配達している。

カナダのサプライチェーン・物流コンサルティング会社、MWPVLインターナショナルによると、アマゾンは2019年にこの即日拠点を開設した。今では約45施設が稼働しているという。今後数年でその数を少なくとも150施設に増やす可能性があると、MWPVLインターナショナルは予測している。

これらの施設は主に大都市近くにあり、アマゾンのECサイトで人気のある約10万点の商品を常時置いている。即日配達が基本だが、中には数時間で届く場合もあるという。その対象となるのは同社の有料プログラム「Prime(プライム)」の会員だ。送料は1回の注文が25ドル(約3400円)以上の場合無料だが、それに満たない場合は2.99ドル(約410円)となる。

アマゾンは最近、ロサンゼルスやサンフランシスコ、フェニックスで新しい倉庫を開設したが、それらが即日拠点であるかどうかは明らかにしていない。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、米で超高速配達サービス拡大」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

最新の記事

  • 米、対中ハイテク規制に新たな一手 「抜け穴」封じで子会社も禁輸対象に サプライチェーン混乱の懸念も、AI覇権争い一層激化(2025年10月22日)
  • 「ChatGPT」、決済機能導入の影響 AIが変える商品購買プロセス 7億人の利用者を新たな収益源に、小売業界に懸念も(2025年10月21日)
  • AI人材獲得競争、新局面へ 新手法「リバース・アクハイヤー」がシリコンバレー文化侵食する事実!(2025年10月19日)
  • トランプ政権、半導体で新方針か 「国産1対輸入1」報道、国内回帰へ次の一手 関税をテコに供給網の再編加速か、業界に走る期待と懸念(2025年10月17日)
  • アマゾン、英国『Fresh』を全店閉鎖 オンライン食料品でシェア拡大へ戦略転換 実店舗事業に見切り、ネット販売へ経営資源を集中(2025年10月16日)
  • OpenAI、米AIインフラへ4000億ドル超 ソフトバンクG・オラクルと計画加速 「スターゲート」具体化、次世代AIの計算資源を確保(2025年10月15日)
  • AIと成長への渇望、世界M&A市場を牽引 ハイテク主導で大型案件続出─不確実性克服 PEマネー流入も(2025年10月13日)
  • テスラの顧客忠誠度が急落、マスク氏の政治姿勢が影響か? – 業界首位から平均レベルへ 顧客流出も加速(2025年10月12日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント