株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年6月20日

Appleのアプリストア成長鈍化、最低レベルで推移

2023年1月12日

米アップルは1月10日、アプリ配信サービス「App Store」にとって2022年は記録的な年になったと明らかにした。1週間あたり全世界(175カ国と地域)で6億5000万人以上がApp Storeを訪れたという。

同社は毎年1月にこうしたデータを公表している。1年前に公表したデータでは、21年のApp Storeへの訪問者数は同6億人だった。また、22年のアップルのサービス全体における有料サブスクリプション(継続課金)サービスの加入者数は9億人以上で、前年の7億4500万人を大きく上回った。App Storeでのサブスク加入者数は、同社サービス全体の相当の部分を占めるという。

開発者への支払い600億ドル、前年と同じ

また、アップルは2008年にApp Storeを立ち上げて以来、22年末までに開発者に累計3200億ドル(約42兆3500億円)を支払ったと明らかにした。この金額は21年末時点で2600億ドル(約34兆4100億円)だったので、22年は600億ドル(約7兆9400億円)を支払ったことになる。

これについて米CNBCは、App Storeの成長は止まった可能性があると指摘している。同様の方法で計算するとアップルが21年に開発者に支払った金額も600億ドルであり、22年は横ばいで推移したと考えられるからだ。

アップルはApp Storeの販売額から30%、または15%の手数料を差し引き、残りを開発者に支払っている。仮に開発者全員が30%を差し引かれた場合、22年のApp Storeの販売額は860億ドル(約11兆3800億円)になる。仮に全員が15%を差し引かれた場合の販売額は710億ドル(約9兆4000億円)となる。22年におけるApp Storeの販売額はこの範囲内だと推測できる。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「Appleのアプリストア成長鈍化、最低レベルで推移」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Apple

最新の記事

  • トランプ氏のiPhone関税、その意図と背景 アップル揺るがす試練、供給網再編・AI戦略・規制対応(2025年06月18日)
  • 米アマゾンの物流拠点で75万台が稼働! 人型ロボットは労災を食い止められるか?(2025年06月18日)
  • 人型ロボット開発競争、中国が米国に先行 テスラやエヌビディアに危機感か 中国自動車大手は既に導入済み(2025年06月15日)
  • グーグル「AIモード」始動、検索の未来はどう変わるか? 対話型で情報提供、支配力維持へ一手 AI回答エンジンで体験一変? グーグルの勝算と広告収益の行方(2025年06月11日)
  • エヌビディアが台湾にAI戦略拠点とスパコン新設、GPUクラウド市場も創設 米中対立下で供給網強化 次世代コンピューティングの未来図提示、アジア技術の集積地で新たな布石(2025年06月10日)
  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)
  • AI開発「利益優先」の危うさ シリコンバレー巨大テック、安全性・研究軽視か 専門家警鐘 AI覇権争い暴走の瀬戸際 安全性確保へ業界の自制問われる(2025年06月05日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント