株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2023年6月4日

アマゾン、物流業務の自動化加速 ベルギー企業買収

2022年9月14日

米アマゾン・ドット・コムは9月9日、物流施設内のロボットシステムなどを開発するベルギーのクロースターマンズ(Cloostermans)を買収することで合意したと明らかにした。クロースターマンズの技術を生かし、フルフィルメントセンター(発送センター)の省力化を進め、労働災害を防止する。

アマゾン・ロボティクスの一部に

クロースターマンズは1884年に繊維機械の修理工場として創業し、その後産業機械メーカーとなった。現在は搬送・梱包機械の設計と製造を手がけている。アマゾンは2019年からクロースターマンズと協業し、その技術を物流施設に導入してきた。

アマゾンは今後、規制当局などの承認を経て、買収手続きを完了させる計画。約200人いるクロースターマンズの従業員は、物流倉庫向けロボット開発・製造を手がけるアマゾン・ロボティクスに加わる予定だ。

アマゾンのロボティクス担当バイスプレジデントであるイアン・シンプソン氏は声明で、「当社は、従業員にとって倉庫をより安全なものにするため、ロボット工学などの技術に投資している」と述べた。

アマゾンは12年に米マサチューセッツ州ノースリーディングに拠点を構える米キバ・システムズを7億7500万ドル(当時の為替レートで約650億円)で買収した。キバは物流施設向け搬送ロボットシステムを手がけていた企業。アマゾンはこの技術を使い、自走式のロボットを開発。荷車を自動で従業員のいる場所に運ぶシステムをフルフィルメントセンターに導入した。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、物流業務の自動化加速 ベルギー企業買収」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

最新の記事

  • 生成AIブームに危機、高性能半導体が品不足 カギ握るのはエヌビディアの画像処理半導体(2023年06月01日)
  • 米テック大手のリストラ、偽情報対策を困難に Meta、Twitter、Googleなど、信頼・安全・倫理部門で人員削減(2023年05月31日)
  • Google、サムスンへの検索エンジン提供を継続 Galaxy、マイクロソフト「Bing」への変更検討を中止(2023年05月30日)
  • Apple、米国製造後押し 背景に米中「半導体戦争」 米ブロードコムと数十億ドル規模の複数年契約(2023年05月26日)
  • 生成AIブーム、なぜAppleは参加しないのか? クックCEO「慎重かつ思慮深く」(2023年05月25日)
  • Apple、ChatGPTの社内利用を制限 情報漏えい懸念 クックCEO直属部下、大規模言語モデルの開発を指揮(2023年05月24日)
  • アマゾン上級副社長「当社は生成AIの最前線」 AIアシスタント「Alexa」の大規模言語モデル新版開発中(2023年05月23日)
  • アマゾン、「ChatGPT」のような商品検索を計画中 「検索における一世代に一度の変革」(2023年05月19日)

Copyright © 2023 · 株式会社ニューズフロント