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アマゾン、批判受け廃棄商品ゼロの取り組み強化

2021年8月6日

米アマゾン・ドット・コムが返品や売れ残り商品の廃棄を減らす取り組みを強化している。これまで出品者は、こうした商品について、自社で過剰在庫を抱えたり、アマゾンに依頼して慈善団体に寄付したりしてきた。アマゾンは2021年8月4日、顧客から返品された商品などを出品者が再活用できるプログラムを発表した。

返品を中古品として販売

同社は、出店者の商品の保管と配送などを代行するサービス「Fulfillment by Amazon(FBA)」を提供している。このサービスの一環として新たに「FBAグレード&リセル(評価・再版)」「FBAリクイデーション(現金化)」と呼ぶ2つのプログラムを始めた。

「FBA評価・再版」は返品を中古品としてアマゾンのサイトで再び販売できる仕組み。これを利用すると返品は自動的にアマゾンの倉庫に送られる。アマゾンが商品の状態を「新品同様」「優良」「良」「販売可能」に分類し、業者が評価に基づき中古価格を設定。アマゾンの電子商取引サイトで販売する。すでに英国で始めており、21年内に米国でも開始。22年初頭にドイツやフランス、イタリア、スペインにも広げるとしている。

「FBAリクイデーション(現金化)」は、返品や過剰在庫を一括して、アマゾンが提携する在庫買取業者に販売するというもの。「これにより出品者は在庫コストの一部を回収することができる」とアマゾンは説明している。こちらは、すでに米国やドイツ、フランス、イタリア、スペインで始めており、8月中に英国で開始する予定だ。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、批判受け廃棄商品ゼロの取り組み強化」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

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