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対策追いつかず、アマゾンで横行の不正レビュー 消費者欺く「サクラ」、検出アプリ登場も力不足か

2021年7月20日

米アップルが米アマゾン・ドット・コムの要請に応じ、不正レビュー検出アプリを、アプリ配信サービス「App Store」から削除した。米CNBCや米シーネットなどが7月16日に報じた。

AIで信頼度分析も、アマゾンが削除要請

アップルが削除したのは「Fakespot(フェイクスポット)」と呼ばれるアプリ。アマゾンのEC(電子商取引)サイトに投稿されるカスタマーレビューをAI(人工知能)を使って分析し、その信頼度を「A」~「F」の6段階で評価。アマゾンでの評価との違いを利用者に指摘する。不正が疑われるレビューについては、信頼のおける出品者の商品を案内するという。

だが、アマゾンによると、Fakespotのレビュー分析で「信頼できない」と判断されたものは、その8割が不正確。「Fakespotは顧客に誤解を与える情報を流し、出品者のビジネスに悪影響を及ぼしている」とアマゾンは批判している。

アップルのApp Storeガイドラインでは、虚偽情報を広めたり、許可なく他社のサービスにアクセスしたりするアプリを禁じており、アップルはこの規則に準じてFakespotをストアから削除した。

一方で、FakespotのCEO(最高経営責任者)は、「消費者には、偽レビューや偽造品を知る権利がある。詐欺商品は消費者に害を及ぼす。アマゾンのシステムは壊れている」と反論している。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「対策追いつかず、アマゾンで横行の不正レビュー 消費者欺く「サクラ」、検出アプリ登場も力不足か」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

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