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テスラのEV販売、四半期ベースで過去最多を更新 1~3月期2.1倍、中国生産車の売れ行き好調

2021年4月6日

米テスラは4月2日、2021年1~3月期の電気自動車(EV)世界販売台数が前年同期比2.1倍の18万4800台になったと明らかにした。四半期ベースでこれまでの最高だった20年10~12月期の18万570台を上回った。

同社は、中国工場で生産した小型SUV(多目的スポーツ車)の納車を21年1月に開始した。テスラのザック・カークホーンCFO(最高財務責任者)によると同モデルの中国での売れ行きが好調だったという。米CNBCは、1~3月期の世界販売台数は市場予想の16万8000台も上回ったと報じている。

同四半期の車種別の販売台数は小型車の「モデル3」と小型SUV「モデルY」の合計が前年同期比2.4倍の18万2780台。一方、高級セダン「モデルS」と高級SUV「モデルX」の合計は同83%減の2020台にとどまった。同四半期はモデルSとモデルXの製造をしておらず、在庫分の販売に限られた。

全車種の合計生産台数は前年同期比76%増の18万338台だった。テスラはモデルSとモデルXの新型車を市場投入する計画で、1~3月期は新しい製造装置の導入と試験を行った。「すでに量産の初期段階に入った」と説明している。

中国・上海工場の生産能力増強

20億ドル(約2200億円)を投じて建設した中国・上海工場で生産したモデル3の一般向け納車を始めたのは20年1月だった。その後同国でモデル3の生産能力を増強するとともに、モデルYの生産ラインも構築。21年1月に中国製モデルYの販売を開始した。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「テスラのEV販売、四半期ベースで過去最多を更新 1~3月期2.1倍、中国生産車の売れ行き好調」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: テスラ, 中国

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