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米テック大手、コロナ禍も都市部のオフィス拡大 アマゾンは第2本社の開発案公開、巨大らせん状ビル 25年完成予定

2021年2月5日

米アマゾン・ドット・コムは2月2日、米バージニア州アーリントンで開発を進めている第2本社(HQ2)の第2工期計画案を公開した。「ペンプレイス(PenPlace)」と呼ぶ敷地に、3棟の22階建てオフィスビルと、「ヘリックス(The Helix)」と呼ぶ高さ約107メートルのオフィスタワーを建設する。

10年間で2.5万人雇用、25億ドル投資

ヘリックスは二重らせん状の建物で、屋外通路にバージニア州の木々や植物を植える。米CNBCによると、アマゾンは「らせん状のバーティカル・フォレスト(垂直の森)」と説明している。この建物は社員用の代替的なオフィス空間となるほか、毎月特定の週末に一般公開するという。3棟のオフィスビルも合わせたオフィス空間の総面積は約26万平方メートル(東京ドーム約5.6個分)。

これらの施設は100%再生可能エネルギーで稼働するという。同社は気候変動対策に関する公約「クライメート・プレッジ」を発表しており、国際的な枠組み「パリ協定」の目標年よりも10年早い2040年までに、事業活動からの二酸化炭素(CO2)排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を達成すると約束している。第2本社もそれに沿って開発するとしている。

敷地には屋外円形劇場や公園、ドッグラン、レストランや小売店などのスペース、約1000台分の駐輪場などを設け、2.5エーカー(約1万平方メートル)を地域に開放する。アーリントンの行政当局の認可を経て22年に着工し、25年に完成する予定としている。

アマゾンはペンプレイスの南にあるメトロポリタンパークと呼ぶ、約20万平方メートル(東京ドーム約4.2個分)の開発区に2棟の22階建てオフィスビルを建設中。これらアーリントンの施設で今後10年間に2万5000人を雇用し、25億ドル(約2630億円)を投資する計画だ。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「米テック大手、コロナ禍も都市部のオフィス拡大 アマゾンは第2本社の開発案公開、巨大らせん状ビル 25年完成予定」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

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