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iPhoneの買い替え需要、中国で爆発的増加の見通し 旧モデルの所有比率が過去4年の最高水準に

2020年8月21日

米アップルのスマートフォン「iPhone」には、目覚ましい買い替え需要が見込まれると、米CNBCが8月19日に報じた。とりわけ中国市場の需要が旺盛になるという。

米モルガン・スタンレーの調査によると、現在中国で利用されているiPhoneの約68%は、2年以上前に発売されたモデル。この比率は昨年から8ポイント高く、2017年と比べると20ポイント以上高いという。

要因は「5G」「価格」「販促」

中国人消費者がiPhoneの旧モデルを所有している比率は過去4年間の最高水準に達しており、今後、同国で買い替え需要が爆発的に増えると見込まれる。これに伴い、今年10月から始まるアップルの2021会計年度の業績も目覚ましいものになると、モルガン・スタンレーは予測している。

その要因は主に3つあるという。1つは、アップルが今秋に発売するとみられているiPhoneの次期モデルが、高速通信規格「5G」に対応すること。

2つ目は、今年4月に発売した「iPhone SE」(第2世代モデル)。これは4.7インチ液晶ディスプレーを搭載する普及モデル。価格を399ドル~と、低く抑えながらもプロセッサーは最上位機種「iPhone 11Pro」と同じ「A13Bionic」を採用している。また、今秋発売の次期旗艦モデルの価格も比較的低く抑えられる見通し。こうした価格戦略が中国での需要を押し上げるとモルガン・スタンレーはみている。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「iPhoneの買い替え需要、中国で爆発的増加の見通し 旧モデルの所有比率が過去4年の最高水準に」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Apple, 中国

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