株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年10月17日

国と対峙する米テクノロジー大手 アマゾンをワシントン州とカリフォルニア州の司法当局が調査

2020年6月16日

米アマゾン・ドット・コムの事業慣行について、米ワシントン州と米カリフォルニア州の司法長官が調査を始めたと、米ニューヨーク・タイムズや米ウォールストリート・ジャーナルが報じている。

ワシントン州やカリフォルニア州、出店業者の扱いなどを問題視

アマゾンが本社を置くワシントン州では、EC(電子商取引)サイトにおける出店業者商品の表示方法を調査中だという。アマゾンはこれら業者が商品を販売するマーケットプレイスの運営者である。同時に、自らも商品を仕入れて販売しており、業者の競合という立場でもある。こうした中、ワシントン州はアマゾンが自社商品を有利に掲載していないかどうかを調べている。

一方のカリフォルニア州では数カ月にわたり、アマゾンのプライベートブランド(PB)商品を調査していると関係者は話している。同社が出店業者の販売データを不正に入手し、自社商品の開発に利用していないかどうかを調べている。

こうしたアマゾンの事業慣行については、欧州連合(EU)の欧州委員会も調査中だと伝えられている。米ブルームバーグは昨年7月、競争政策担当のマルグレーテ・ベステアー委員が正式調査を始めると報じていたが、ウォールストリート・ジャーナルなどは先週、欧州委が近く、EU競争法(独占禁止法)違反の疑いがあるとして、「異議告知書」をアマゾンに送付すると報じた。

欧州委もマーケットプレイス運営者と小売業者としてのアマゾンの二重の役割を調査しているという。この異議告知書は競争法違反の疑いに関する欧州委の暫定的な見解を示したもので、受け取った企業には反論の機会が与えられる。欧州委はそれを考慮して、最終判断するという。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「国と対峙する米テクノロジー大手 アマゾンをワシントン州とカリフォルニア州の司法当局が調査」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

最新の記事

  • OpenAI、米AIインフラへ4000億ドル超 ソフトバンクG・オラクルと計画加速 「スターゲート」具体化、次世代AIの計算資源を確保(2025年10月15日)
  • AIと成長への渇望、世界M&A市場を牽引 ハイテク主導で大型案件続出─不確実性克服 PEマネー流入も(2025年10月13日)
  • テスラの顧客忠誠度が急落、マスク氏の政治姿勢が影響か? – 業界首位から平均レベルへ 顧客流出も加速(2025年10月12日)
  • AI開発で15兆円提携 エヌビディアとオープンAI、「超知能」へ基盤構築 半導体大手の「循環」投資、開発競争は新たな段階へ(2025年10月10日)
  • 揺らぐアメリカの「頭脳集積地」、トランプ大統領の就労ビザ変革、米IT業界に転換迫る 「米国人雇用」の狙い、世界規模で高度人材の流れ変容へ(2025年10月09日)
  • アマゾン、ロボット100万台時代の物流新戦略 AIが導く「人間と機械協働」の現在地(2025年10月09日)
  • アマゾン、出品者に「AI参謀」提供―「エージェント型」が在庫管理から広告制作まで代行、業務のあり方再定義 煩雑な作業を任せ、人は価値創出に集中する新モデル(2025年10月08日)
  • 米テック大手、英国にAI投資6兆円超 トランプ氏訪英で蜜月、欧州の覇権争い本格化 両首脳の狙いと巨大ITの戦略が交錯、技術同盟で新たな秩序へ(2025年10月07日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント