株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年8月25日

アマゾンの物流事業、2強のUPS・FedExを脅かす 自社配送網の拡大でプライム向け当日・翌日配達4倍超に

2020年2月5日

米アマゾン・ドット・コムが先ごろ発表した昨年10~12月期の決算は、売上高が前年同期比21%増の874億3700万ドル。純利益が同8%増の32億6800万ドルで、2四半期ぶりの増益となった。

プライム会員、世界で1億5000万人に

直営のネット通販事業の売上高は同15%増の456億5700万ドル。出店業者からの手数料および物流サービス収入は同30%増の174億4600万ドル。アマゾンの売り上げ項目にはこの他、実店舗販売やサブスクリプションサービス、クラウドサービスなどがある。しかし同社ではこの2つ(直営ネット通販事業と出店業者事業)の売上規模が大きく、合わせて全体の7割強を占めている。

アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)によると、10~12月期は「プライム(Prime)」の新規加入者数が過去最高となり、世界の有料会員数は1億5000万人を超えた。

国土の広い米国では、従来プライム会員向けの配送サービスは翌々日配送が標準だった。しかし同社は昨年、標準サービスを翌日配送に短縮するとの戦略を掲げ、物流事業への投資を拡大。迅速配送の対応地域を増やしてきた。これが奏功し、10~12月期はプライム向け当日・翌日配送が1年前に比べて4倍以上になった。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンの物流事業、2強のUPS・FedExを脅かす 自社配送網の拡大でプライム向け当日・翌日配達4倍超に」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

最新の記事

  • テスラが無人運転で描く未来、技術革新で販売不振の打開狙う 逆風下の次世代戦略は配車・共有サービス(2025年08月24日)
  • 米AIチップ対中輸出にトランプ流「15%ディール」の衝撃 安保と歳入の危うい取引、次世代品も射程か 半導体大手に異例の「上納金」、取引重視政策が呼ぶ波紋(2025年08月22日)
  • アップルが中国で初の店舗閉鎖、販売網の最適化と供給網の再編加速 巨大市場との関係は新段階へ ファーウェイ復活と消費減速、2つの逆風下に(2025年08月21日)
  • 米中対立がもたらす世界スマホ市場の地殻変動、中国でファーウェイ首位奪還 米国で「インド製」急増 サプライチェーン再編が加速、メーカー各社の明暗分かれる(2025年08月20日)
  • トランプ政権、AI覇権へ布石 「規制緩和」と「同盟・友好国への輸出」で中国に対抗 「技術流出防止」から「技術支配」へ、安保観を転換(2025年08月19日)
  • アマゾンAI戦略がもたらす生産性と雇用のトレードオフ、「人員削減も示唆」- CEO書簡を読み解く(2025年08月17日)
  • 米中、AI半導体で新たな攻防 NVIDIA製の対中チップで合意直後、中国が「裏口」懸念 米国主導の輸出可否から、中国主導の製品信頼性監視、争点は新段階に(2025年08月15日)
  • 商品ページは「聞く時代」に! アマゾンが進めるAI戦略の最前線(2025年08月15日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント