株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年9月18日

グーグル、ドローン配送の商業サービス開始へ ホットコーヒー、食事、市販薬を上空からお届け

2019年4月26日

米グーグルの関連会社ウイング・アビエーションは先ごろ、ドローン(小型無人機)を使って消費者に商品を運ぶ事業で、米当局から認可を受けたと発表した。同社は、航空運送業者の認可をFAA(米連邦航空局)から受けた、初めてのドローン配送企業だという。

わずか数分で顧客の敷地内に配達

ウイングは、これまで、オーストラリアで配送実験を行ってきた。6年の月日をかけて開発したというドローンは、垂直離着陸と翼を使った水平飛行が可能だ。これに同社のナビゲーションシステムを組み合わせ、小包ほどの荷物を数分で顧客の敷地内に届ける。ドローンは目的地に着くと、上空からロープを垂らし、庭や玄関前、私道などに荷物を降ろす。

オーストラリアでは、これまで7万回以上の飛行を行い、3000件以上の配達を実施した。届けた荷物は、ホットコーヒーや食事、ドラッグストアの商品など。この実験でドローンによる配達が、自動車による配達よりも、歩行者へのリスクが少ないというデータが得られ、これが今回の認可取得につながったと、同社は説明している。

米ウォールストリート・ジャーナルによると、ウイングは米バージニア州でも、バージニア工科大学や複数のパートナー企業と共同で配送実験を行っている。これまでは無料でサービスを提供していたが、今回認可を得たことで、料金を取る商業サービスが可能になる。

そして、ウイングは今後、地域の住民や企業にアンケートを行い、どのような商品がドローン配送に求められているかを調べるという。そのほか、商業面や技術面の問題についても確認する。また、プライバシー侵害への懸念に対する解決策も探るという。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「グーグル、ドローン配送の商業サービス開始へ ホットコーヒー、食事、市販薬を上空からお届け」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Google

最新の記事

  • 米政府、中国製AIの「思想的偏向」を“極秘”調査 共産党見解に同調と結論、検閲強化も確認(2025年09月14日)
  • xAIの「Grok 4」、マスク氏への“忖度”という根源的問題 創業者の見解色濃く反映する傾向(2025年09月14日)
  • 最短60分でiPhoneが届く!? アマゾンのドローン戦略の新局面(2025年09月12日)
  • 米中対立がもたらす世界スマホ市場の地殻変動、中国でファーウェイ首位奪還 米国で「インド製」急増(2025年09月12日)
  • メタがグーグルと100億ドル契約 AI覇権争いは合従連衡を繰り返すダイナミック展開へ 広告・AIの宿敵がインフラで協業、「協調と競争」時代に(2025年09月12日)
  • アップルAI戦略が転換点、Siri刷新にライバルGoogleの技術採用を本格検討 音声アシスタントの性能向上急ぐ、自社開発の遅れが背景に(2025年09月11日)
  • 米商務長官の「侮辱」発言が火種:中国、NVIDIA製AIチップ購入抑制 「技術への依存」狙う米国戦略に猛反発、「技術自立」へのジレンマ(2025年09月10日)
  • OpenAIアルトマン氏、AIバブルを警告も、数百兆円規模の投資表明 過熱市場への懸念と未来への確信が交錯(2025年09月09日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント