株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年8月11日

アマゾンとグーグル、スマートホーム市場で対決 スピーカー/テレビ/セキュリティー分野で台頭

2018年7月6日

米国の市場調査会社IDCによると、世界のスマートホーム機器市場における今年(2018年)の出荷台数は、5億4950万台となり、昨年から26.8%増加する見通し。また金額ベースでは、2068億ドルになると同社は見ている。

同社がここで言うスマートホーム機器とは、AI(人工知能)を用いたアシスタントサービスが利用できる、スピーカー、テレビ、映像配信端末や、家庭用の監視/見守りカメラ、スマート照明、スマートサーモスタット(室温調整装置)などだ。

グーグル、スマートエンタメ機器でアマゾンを猛追

このうち、最も活気がある機器は、AIアシスタントを利用できるスピーカー、テレビ、映像配信端末。これらの今年における合計出荷台数は、スマートホーム機器市場全体の71%を占めるという。またこれらは2022年までの5年間、年平均12%の成長率で伸びるとIDCは見ている。

とりわけ、テレビと映像配信端末のカテゴリー(スマートエンターテインメント機器)は、金額規模が最大になる見通し。この分野では現在、米アマゾン・ドットコムの音声アシスタント「Alexa」がリードしている。しかし、将来は、米グーグルの「Google Assistant」が優位に立つとIDCは分析している。

グーグルのサービスを採用する国際的ブランドの家電メーカーが増えていることに加え、スマートフォンに搭載されているGoogle Assistantが、消費者になじみ深いものとなっており、テレビでの需要も高まるという。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンとグーグル、スマートホーム市場で対決 スピーカー/テレビ/セキュリティー分野で台頭」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon, Google

最新の記事

  • トランプ政権、ペンシルベニア州にAI一大拠点構想 総額900億ドル規模、国家戦略で中国に対抗 豊富なエネルギーで先端技術を誘致、「鉄の街」から転換(2025年08月07日)
  • NVIDIA、対中AIチップ販売再開 電撃合意の裏にCEOの直談判と米中双方の思惑 フアン氏の説得が奏功、半導体規制緩和で巨大市場へ復帰(2025年08月06日)
  • 米IT大手決算、「iPhone需要」と「クラウド成長」に潜む死角 アップル・アマゾンは増収増益も、市場はAI戦略や競争激化に懸念(2025年08月05日)
  • アマゾン「アレクサ」再起への正念場、元MS幹部がAIで事業再建へ 進化なき10年に終止符か(2025年08月03日)
  • 米IT大手、AI投資で収益拡大 マイクロソフトとメタ、そろって大幅増収増益 クラウドと広告、本業が巨額支出を支える構図くっきり(2025年08月01日)
  • xAIの「Grok 4」、回答にマスク氏の見解を色濃く反映する傾向 中立性に新たな火種 「左派的偏向」の修正が裏目、創業者への“忖度”という根源的な問題に(2025年07月31日)
  • 米政府、中国製AIの「思想的偏向」を“極秘”調査 共産党見解に同調と結論 検閲強化も確認、結果公表で警鐘も(2025年07月30日)
  • アップルCOO交代の深層、「安定」と「変革」で描く次世代への布石 ナンバー2退任の裏側、サプライチェーンとデザインの行方(2025年07月29日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント