資生堂の開発した笑顔のレベルを判定するアプリでタブレット端末に映った自分の笑顔をチェックする日本航空の客室乗務員(2016年6月23日公開)〔AFPBB News〕
米IDCが8月30日に公表したタブレット端末市場に関する最新のリポートによると、今年(2016年)の世界出荷台数は1億8340万台になる見通し。
低迷の原因は「スレート型」の不振 これにより、前年に比べた出荷台数の成長率はマイナス11.5%と、過去最大の落ち込みになるという。IDCは今年6月に出したリポートで、今年のタブレット世界出荷台数が前年実績から9.6%減少すると報告しており、今回はこの予測値を下方修正した格好だ。
IDCはタブレット市場を「スレート型」と呼ぶ従来型端末と、着脱式キーボードが用意される「デタッチャブル型」の2つのカテゴリーに分けて分析している。
現在の出荷台数は前者のスレート型が大半を占めるが、このカテゴリーの製品が伸び悩んでいることがタブレット市場全体の不振につながっているという。
2018年にはプラス成長へ 一方で、タブレットの出荷台数は2018年にプラス成長に転じ、2020年には1億9400万台に達すると同社は予測している。

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「世界タブレット市場、今年は過去最大の落ち込みに プラス成長のカギはiPad Proなどの「デタッチャブル型」」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。