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サムスン、「ショットガン方式」に陰り もはや多品種同時展開は通用しない?

2014年11月20日

海外メディアの報道によると、韓国サムスン電子は来年製造・販売するスマートフォンのモデル数を、25%~30%減らす計画だという。

11月17日に米ニューヨークで開催した投資家向けイベントで、IR担当上級副社長のロバート・イ氏が明らかにした。またその翌日には、広報担当者がイ氏の発言を確認したと、米ウォールストリート・ジャーナルは伝えている。

その目的はスマートフォンの製造にかかるコストの削減。同社は10月末に行った決算発表の電話会見で、低・中価格帯製品の共通部品を増やし、スケールメリットを生かすと述べていた。

ウォールストリート・ジャーナルによると、サムスンはこれに加えて製品種を減らすことで、在庫やサプライチェーン(部品、部材の供給網)をより効率的に管理し、コスト削減を目指すという。

中国メーカー対抗へ次の一手

同社の製品戦略は「ショットガン方式」と言われている。低価格帯から高価格帯まで多品種を同時投入し、広範な市場セグメントをカバーするというスタイルだ。この戦略が、世界のスマートフォン市場における同社の地位確立に寄与したと言われている。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「サムスン、「ショットガン方式」に陰り もはや多品種同時展開は通用しない?」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Samsung(サムスン)

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