株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年6月22日

Google、人工衛星を用いるネット接続プロジェクトでSpaceXに出資か

2015年1月20日

米Googleが、人工衛星を利用したインターネット接続サービスの取り組みに関して米SpaceXに出資する方向で協議中だと、米メディア(The Information)が現地時間2015年1月19日に報じた。

 SpaceXは、現在インターネット接続環境を持たない人々に、低価格のインターネット接続サービスを提供するための人工衛星開発プロジェクトを進めている。出資額や条件などについては不明だが、関係筋によると、GoogleはSpaceXの企業価値を100億ドル以上と見積もった上で他の投資家らとともに出資することに合意しているという。

 SpaceXのElon Musk最高経営責任者(CEO)が先週詳細を発表したプロジェクトは、多数の小型人工衛星を通常の衛星軌道(2万2000マイル上空)よりはるかに低い高度750マイルに飛ばして光通信を行い、発展途上国や遠隔地でインターネットアクセスを可能にするというもの。同氏の考えでは、実現までにあと5年の歳月と100億ドルの費用がかかる(The Vergeの報道)。

 Googleも気球を用いたネット接続促進プロジェクトに取り組んでいるほか(関連記事:Google、気球を使うインターネット接続プロジェクト「Project Loon」に関して仏研究機関と提携)、昨年6月には人工衛星を利用する同様のプロジェクトに関して衛星通信の専門家であるGreg Wyler氏と協力すると報じられた(関連記事:Google、人工衛星使うネット接続プロジェクトに10億ドル超を投資)。しかしその後Wyler氏はOneWebという新会社を立ち上げ、米Qualcommと英Virginから資金を調達したという。

続きを読む
ITpro

本記事は、日経BP社の総合ITサイト「ITpro」向けに弊社が執筆した記事「Google、人工衛星を用いるネット接続プロジェクトでSpaceXに出資か」の一部です。全文は、ITproのサイトにてお読みください。

タグ: Google

最新の記事

  • トランプ氏のiPhone関税、その意図と背景 アップル揺るがす試練、供給網再編・AI戦略・規制対応(2025年06月18日)
  • 米アマゾンの物流拠点で75万台が稼働! 人型ロボットは労災を食い止められるか?(2025年06月18日)
  • 人型ロボット開発競争、中国が米国に先行 テスラやエヌビディアに危機感か 中国自動車大手は既に導入済み(2025年06月15日)
  • グーグル「AIモード」始動、検索の未来はどう変わるか? 対話型で情報提供、支配力維持へ一手 AI回答エンジンで体験一変? グーグルの勝算と広告収益の行方(2025年06月11日)
  • エヌビディアが台湾にAI戦略拠点とスパコン新設、GPUクラウド市場も創設 米中対立下で供給網強化 次世代コンピューティングの未来図提示、アジア技術の集積地で新たな布石(2025年06月10日)
  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)
  • AI開発「利益優先」の危うさ シリコンバレー巨大テック、安全性・研究軽視か 専門家警鐘 AI覇権争い暴走の瀬戸際 安全性確保へ業界の自制問われる(2025年06月05日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント