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米アマゾンが従業員の時給を最大2500円に大幅値上げ、10万円超の入社一時金を用意する理由は?

2021年10月29日

米アマゾン(Amazon.com)は2021年9月、米国の物流拠点で新たに12万5000人の従業員を採用すると発表した。対象職種の時給を引き上げ、一部地域では契約時に一時金3000ドル(約33万3000円:1ドル=111.1円換算)を支払う。米労働省によると、21年6月の米国求人件数は前月から約60万件増の約1010万人となり、統計を取り始めた2000年以降で最高を更新。労働市場の競争が激化する中、年末商戦に向け人員を確保し物流体制を整える構えだ。

時給2000円台にアップ 一時金3倍に

アマゾンは21年に入ってからこれまでに発送センターや仕分センター、宅配ステーション、地域の空港ハブなど米国内で250以上の施設を新規開設。今回の声明では21年9月だけでもさらに100以上の施設をオープンする予定だと明らかにした。新たに採用する人員は、これらの施設や退職者の補充に向ける。時給は平均18.32ドル(約2040円)で、最大では22.5ドル(約2500円)になるという。

アマゾンは21年4月に米国の従業員50万人以上の時給を最大で3ドル(約330円)引き上げると明らかにしたばかり。同5月には米国とカナダの物流施設で7万5000人を新規雇用すると発表した。この時、入社時一時金は最大1000ドル(約11万1000円)としていたが、今回はその3倍を用意。米労働市場の逼迫を背景に待遇を改善する。

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本記事は、流通・小売業界 ニュースサイト「ダイヤモンド・チェーンストアオンライン」向けに弊社が執筆した記事「米アマゾンが従業員の時給を最大2500円に大幅値上げ、10万円超の入社一時金を用意する理由は?」の一部です。全文は、ダイヤモンド・チェーンストアオンラインのサイトにてお読みください。

タグ: Amazon

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