株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年6月22日

米アマゾンが年末商戦の「前倒しセール」を始めた切実な理由とは

2021年11月12日

米アマゾン(Amazon.com)が先ごろ発表した2021年7~9月期決算は売上高が1108億1200万ドル(約12兆6200億円)で、前年同期から15%の増加にとどまった。純利益は31億5600万ドル(約3600億円)で同50%減。6四半期ぶりの減益だった。

輸送資源を総動員、物流で人員拡充

売上高増加率低下の理由についてアマゾンは、経済正常化に伴う消費行動パターンの回復を挙げた。コロナ禍で急拡大した前年の反動で、ECの伸びが減速したことなどがある。減益は、物流停滞への対応や人手不足による人件費上昇などのコスト増が原因とみている。 足元の10~12月期も、サプライチェーン(供給網)の混乱や労働力不足による制約が続く見通しだが、追加費用を投入して年末商戦に臨む考えだ。

アマゾンは21年10月25日、年末の繁忙期に向けて物流態勢を強化したと明らかにした。トレーラーや配送バン、航空貨物機、貨物船などの輸送資源を総動員するほか、物流施設の人員を拡充する。これによって、11月の感謝祭から12月のクリスマスにかけての商戦期に荷物を確実に顧客に届けるとしている。すでに自社物流ネットワークの入港地を5割増やしたり、海上輸送業者から物流倉庫を追加確保したりしてコンテナ処理能力を2倍にした。

続きを読む
ダイヤモンド・チェーンストアオンライン

本記事は、流通・小売業界 ニュースサイト「ダイヤモンド・チェーンストアオンライン」向けに弊社が執筆した記事「米アマゾンが年末商戦の「前倒しセール」を始めた切実な理由とは」の一部です。全文は、ダイヤモンド・チェーンストアオンラインのサイトにてお読みください。

タグ: Amazon

最新の記事

  • トランプ氏のiPhone関税、その意図と背景 アップル揺るがす試練、供給網再編・AI戦略・規制対応(2025年06月18日)
  • 米アマゾンの物流拠点で75万台が稼働! 人型ロボットは労災を食い止められるか?(2025年06月18日)
  • 人型ロボット開発競争、中国が米国に先行 テスラやエヌビディアに危機感か 中国自動車大手は既に導入済み(2025年06月15日)
  • グーグル「AIモード」始動、検索の未来はどう変わるか? 対話型で情報提供、支配力維持へ一手 AI回答エンジンで体験一変? グーグルの勝算と広告収益の行方(2025年06月11日)
  • エヌビディアが台湾にAI戦略拠点とスパコン新設、GPUクラウド市場も創設 米中対立下で供給網強化 次世代コンピューティングの未来図提示、アジア技術の集積地で新たな布石(2025年06月10日)
  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)
  • AI開発「利益優先」の危うさ シリコンバレー巨大テック、安全性・研究軽視か 専門家警鐘 AI覇権争い暴走の瀬戸際 安全性確保へ業界の自制問われる(2025年06月05日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント