AI開発を主導する米オープンAIが、ソフトバンクグループ(SBG)や米オラクルと連携し、米国内のAIインフラを整備する巨大計画「スターゲート」の拡張を9月下旬に発表した。
今後3年間で4000億ドル(約60兆円)超を投じ、5カ所に新たなデータセンターを建設する。
この動きは、対話AI「Chat(チャット)GPT」の爆発的な需要に対応するとともに、人類の知能を超えるとされる「AI超知能(AI Superintelligence)」の実現に向けた開発競争が、計算資源(コンピュート)の確保という新たな段階に入ったこと示している。
巨大計画、前倒しで進行
スターゲート計画は、オープンAIなどが次世代AIの開発と運用に不可欠なインフラを確保するために立ち上げたものだ。
今年1月には、ドナルド・トランプ米大統領との共同会見で、今後4年間で総額5000億ドル(約75兆円)を投じると発表していた。総電力容量10ギガ(ギガは10億)ワットのAIインフラ構築を目指している。

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