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15億円のボーイング11機購入、アマゾンが旅客機を買い続ける理由とは?

2021年4月6日

旅客需要落ち込みとEC需要急増

米アマゾン( Amazon .com)は2021年1月、ボーイングの中型旅客機「767-300」11機を北米の航空会社2社から購入したと明らかにした。うち4機は20年3月にカナダのウエストジェット航空から購入したもので、21年内にも自社の航空貨物事業に導入する予定だという。また、米デルタ航空からも7機購入しており、こちらも貨物機にして22年から運航を始める計画だ。

これまでアマゾンはリース契約で機材を調達していたが、今回初めて購入し自社で所有することにした。その背景には、新型コロナウイルス感染拡大の影響による旅客需要の落ち込みがある、と米経済ニュース局のCNBCは報じている。航空機は使用しなくても整備費や駐機料などの固定費がかかる。そのため各航空会社は、古い機材の早期退役を進めるなどして保有機を減らしコスト削減を図っている。これに伴って中古機の価格が下落しているのだ。ボーイング767-300ERの場合、20年12月時点の価格は同年初頭から15%下がった。

一方、コロナ禍による外出控えの広がりで、EC需要が急増している。アマゾンの20年10~12月期の売上高は前年同期比

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本記事は、流通・小売業界 ニュースサイト「ダイヤモンド・チェーンストアオンライン」向けに弊社が執筆した記事「15億円のボーイング11機購入、アマゾンが旅客機を買い続ける理由とは?」の一部です。全文は、ダイヤモンド・チェーンストアオンラインのサイトにてお読みください。

タグ: Amazon

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